製作をする時など、「これどうするんやった?」「これで合ってる?」「分からん」と、すぐに言っていた ぞう組の子どもたち。 2月の”ひな人形”作りでは、「これは〇〇と同じ折り方だよ」と伝えると、一人でどんどん作り上げていく姿を見て、自分で見本を見たりしながら考え、集中して出来るようになった事を嬉しく感じました。
くま組での生活も残りわずかとなり、友だちとの関わりも深まり、互いに広告での製作を見せ合ったり、工夫を出し合って、やりとりを楽しんでいます。折り紙の得意な子は、分からない部分を教え合う姿も見られ、優しく張り切って教えようとする姿は、とてもほほえましく思えます。
折り紙でハートを折ったり、おひな様の着物を折りました。手先がずい分器用になり、角と角や線を合わせることや、折り目に筋をつけることなど丁寧な作業ができます。できた作品を大切に扱い、「家でも折ろう!」という声も聞かれました。
表現遊びやお遊戯など、保護者の皆様には観に来て頂けず残念でしたが、それぞれが楽しんで参加する姿がありました。また、三輪車やパカポコにも挑戦し、はじめはコツがつかめなかった子も、熱心にとりくみ、少しずつ前へ進める様になってきました。
「○○ちゃん〇〇しよう」など、子どもたち同士の会話、関わりも多くなり、思いを言葉にして伝えようとする姿も見られるようになりました。 また、着脱面では、脱いだ服を保育士の真似をしながらたたもうとしたりと、一人ひとりが自分のペースでたくましく成長をしていることを、とても感じることができる一年でした。
先日、保育園の小ホールに飾ってある雛飾りを、みんなで見に行きました。 じーっと見入ったり、手を伸ばしてみたり、美しい雛飾りに興味を持っている子どもたちでした。 保育士が、ひなまつりの歌を歌うと、身体を揺らしたり、両手をパチパチしながら楽しんでいる様子も見られました。